勝手にオープンアーキテクチャー「金山ピロティ住宅」

平屋の住宅が、隣地の6階建て商業ビルと同じ15mほどの高さまでピロティによって持ち上げられている。不思議な佇まいから「天空の家」「空中ハウス」などと呼ばれる「金山ピロティ住宅」のオープンアーキテクチャーを企画した。
この住宅は、建築基準法上は2階建ての建物であり、階段は設置されておらず垂直動線はエレベーターしか設置されていません。また、リビング部分には3m × 3mの大きな可動式のトップライトがあり、採光だけでなく外部の空気を取り込む事ができ居住スペースを激変させる。
なぜこのような建物になったか?この建物の施主であった医師が亡くなっている今となっては真相は闇の中だが、屋上に設置されている天体望遠鏡を眺めていると、空(夜空)に対しての強い思いがあったのかもしれない。

PLACE|愛知県名古屋市
TIME|2013

SPEC|まちあるき
PART|リサーチ・建物ガイド・
主催
TEAM|村瀬良太
SUPPORT|
大ナゴヤツアーズ