Q|設計はどんな仕事をしますか?

【基本】設計では、要望をお聞きしながら間取り図程度の大まかな計画と仕様を決定します。その基本設計をベースに、詳細図や詳細な仕様を決定する事を【実施】設計と言います。打合せ毎に図面制作、スタディ模型、パースなどで確認しながら、最終的な図面へ落とし込んでいきます。

Q|現場監理って何ですか?現場管理とは違うの?

【現場監理】は図面通りに工事されているか現場で確認し、もし異なる場合は指摘して是正工事を依頼します。また、工事現場で発生する様々な問題を適切に対応します。一方【現場管理】は、適切な安全対策や工程、工事費などの工事管理を主に行います。
一般的に【監理】は”さらかん”とも呼ばれ、施主の代理として設計事務所が施工者側に対して<建物>の品質保持を目的に行います。それ対して【管理】は”たけかん”とも呼ばれ、施工者が<工事>の質を担保する目的で下請けや出入り業者などの工事全体に対して行う行為です。

Q|現場監理って必要なの?

専門的な知識と経験を有する”施主の代理”として【現場監理】を行い、<建物>の品質保持を目的に行います。工務店の【現場管理】では難しい指摘事項や施主本人では把握しきれない是正事項も、設計事務所による【現場監理】によって指摘や是正依頼をさせていただきます。

Q|設計料はいくらですか?

一般的に設計料は”設計監理費”と呼ばれ、基本設計・実施設計・現場監理の業務を指しています。おおよそ総工費の7~15%程度を目安にお考え下さい。総工費が高くなればなるほど比率は下がり、総工費が低くなるほど比率は高くなります。
なお、設計監理費の下限は以下の通りです。
新築・増築の場合|総工費1000万円以下であっても、最低150万円。
改修の場合|総工費500万円以下であっても、最低75万円。

Q|設計料を支払うタイミングはいつですか?

当事務所では、一般的な住宅の場合は以下を目安としています。
1回目|【契約時】手付金として設計監理費の10%。
2回目|【基本設計終了時】設計監理費の20%。
3回目|【実施設計完了時】設計監理費の30%。
4回目|【建て方終了時】設計監理費の20%。
5回目|【建物竣工時】設計監理費の20% + 総工費が増額した場合の金額。
タイミングは、あくまで目安なのでその都度ご相談いただけます。

Q|設計料以外にお金はかからない?

地盤調査費用、地盤改良費用、各種申請料、住宅ローン手続き費用、エアコン本体・設置費、カーテン・ブラインド費用、上下水道の加入金、上下水道の本管引込工事費(市指定業者となる為)、登記・税金などの外部へ依頼が発生する部分は別途必要になります。
また、模型やイメージパースなど検討用として作成する範囲は無料ですが、他に納品模型、完成パース、VR/AR設計などが必要な場合は、別途時間と費用が発生します。

Q|どのくらいの期間がかかるの?

一般的な住宅の場合、
初回提案で2~3週間程度、
基本設計で3カ月程度、
実施設計で3カ月程度、
工事(現場監理)で6カ月程度を目安としています。

Q|打合せの頻度はどの程度ですか?

一般的な住宅では、2週間に1回程度のペースで打合せをさせていただいています。また、工事が始まると進捗状況によって増える場合があります。

Q|どんな計画になるか不安、、、

無料相談やご提案時の計画は、確定案ではございません。その後の打合せを経て、様々な条件や御要望が反映された後、最終案として完成させています。予算内でご納得いただけるまで提案差し上げる事が可能です。

Q|工務店やハウスメーカーとの違いは?

設計事務所の場合、予算と法律で定められない限り計画・材料・設備などすべての仕様が自由に考えられるので、自分が欲しいと思える建物を作り出す事ができます。
工務店は、施工会社が自社の強みを生かした建物を作り出すので、設計事務所ほど自由な設計はできません。
ハウスメーカーは自社流通の既製品を組み合わせるように作るので、計画の自由度が最も低く、少し変更を依頼した場合でも設計変更料として追加で金額が発生する事もあるようです。

Q|敷地が決まってないけど依頼できますか?

敷地でお困りの場合でもお声掛けください。いくつかの敷地に対してどのような可能性があるか、計画案を考えて提案差し上げる事も可能です。また、土地探しにも協力させていただく事も可能です。