彩色のモノクローム

ランダムに四角形が描かれた2つのパネル。一方はカラフルな彩色がなされ、一方は彩色を失ったモノクロの世界が描かれています。よく見るとその2つは対をなしており、縦辺を軸とした鏡像の関係であり、ランダムな四角形の配置や色の濃さなど「彩色の世界」と「モノクロの世界」が反転して描かれています。それは、記号論的な色の解釈でもあり、モノクロに宿る色彩の豊かさを感じる作業でもあります。

PLACE|岐阜県郡上八幡市
VENUE|古今伝授の里フィールドミュージアム
TIME|2014
SPEC|アート
PART|制作