あいちトリエンナーレ2016
芸術祭アーキテクトはキュレトリアルチームに属し、作家・キュレーターと共に最適な展示空間を考え、展示空間を設える役割を担います。
2016では、長者町会場、栄会場、名古屋市美術館会場を担当。3回目となる長者町会場では、大規模再開発が控えていた事もあり、会場数は抑えつつ芸術祭の祝祭感と現在進行形で変貌を遂げようとしている長者町が感じられるような会場整備に心掛けた。栄会場は、名古屋の繁華街である栄の中心部にある旧明治屋栄ビル(取壊済)も会場となっており、名古屋の歴史的遺構を感じられるように会場整備を行っている。
名古屋市美術館会場 地下展示室では、労働者に目を向けながら様々な”境界”について考えるコンセプトの作品だった為、作品と会場整備の境界が曖昧になるよう心掛けた。
PLACE|愛知県名古屋市
TIME|2016
SPEC|ディスプレイ
PART|アーキテクト